2013年12月20日金曜日

紅葉の季節に思うこと

こんばんは〜
クリスマスソングをエンドレスでかけ続け、Officeが半分自分の部屋みたいになってる今夜このごろ♪

へへ、ブログの写真のUPがとっても簡単なことに気づき!!!(すごいね〜)
じゃあ、ぜひともシェアしたい写真たちが!

今回は、「来るなら秋! 秋のバージニアは最高だよ!」ってこちらの人が絶賛するほど綺麗だった紅葉のある景色(キャンパス内中心で)をダイジェストでお送りします〜



こちらは、10月位に訪れたシャーロッツビルの方の果樹園での風景。
このー木何の木?りんごの木なんです〜! しかもふじりんご!
週末に行ったりんご狩り、楽しかったです。

バージニアには果樹園がいくつもあるそうで、季節によって、りんご、桃、ベリーなどなど一年中何かしら採れるらしいです。自然の恵みだね〜
関東生まれ関東育ちの私には、こんな経験今まで全くなくって、「果樹園で季節の果物が採れる」なんて概念(?)自体がとっても新鮮!


 
 

11月に入るとキャンパスもどんどん色づいていって…
毎日歩くただの芝生の上でさえ、足元がこーんなにカラフルに!

 
秋も深まってくると、ほんとに毎日落ち葉の量が半端ない!

朝早くのうちにキャンパス内を毎日落ち葉をかき集め、掃除してくださる清掃員さんたちの姿が印象的でした。こうやってあまり気づかないところで、キャンパスをきれいに保ってくれているんだよね。ありがとうございます〜。

私自身、学生の時は大学という環境の恩恵を当たり前のように受けていた気がするけれど、最近実感するのは、"大学"というひとつの組織も先生と生徒だけじゃなくって、事務員の方、コーディネーターの方、お掃除の方、カフェテリアで働く方々、、、いろんな人が絶妙に関わりあって始めて機能するところだということ。

当たり前かもしれないけれど、みんな違う持ち場を持っていて、そして一人でも欠けちゃ成り立たないんだよね。改めて、他の役割を担ってくださっている方に感謝。そして自分の持ち場を精一杯頑張らなくちゃって気持ちになります。

 
足元には落ち葉の絨毯。見上げると朝日を浴びてキラキラしてる葉っぱたち。
とってもきれいだった〜〜。朝バタバタとOfficeに向かう途中でしたが、思わずうっとり足を止めて。

 
秋は、すこーーんと抜けるように晴れた日が多かったです。この写真の日はいい感じに雲がもくもく。
そして、雨風でどんどん葉っぱが散っていく中、晩秋まで頑張ってたのがこの銀杏の木。
確かこの3日後くらいにはほとんど散りきってたなぁ。

紅葉が最も美しかったのは1ヶ月足らずだったけれど、キャンパス内だけでも大満足できた私でした♪
来年の紅葉の季節も今からもう楽しみ。
ほんと、この景色はバージニアに秋に訪れる醍醐味です!ぜひ、秋に来てね〜!


私は、ここ7年くらいはずっと沖縄などの南国暮らしで、紅葉とはほぼ無縁な生活を送っていました。小学生〜高校生の頃を思い出してみてもそんなに印象に残っていない....。そんな中で、色とりどりの葉っぱや、葉っぱの絨毯を見てフラッシュバックしたのが、私が幼稚園生だった頃に母に連れて行ってもらった公園での風景や経験。

「葉っぱのおふとん〜」なんて言いながら弟と何時間もゴロゴロ遊んでいたり、公園で、松ぼっくりやどんぐりをひたすら拾い続けていたこともあったっけ。

いきなりそれらの断片的な記憶が自分の中でよみがえってきた時には、思わずびっくりして同時にじーんとしました。小さいときに外や公園に頻繁に連れ出してくれた母に感謝です〜。

もう12月も後半で、なんにもキャンパス内の木々には残っていないのだけれど、(先日、温かい日が数日続いたせいで、春と勘違いして咲き始めちゃった桃のような花の木が少しあって、今は北風や霜に晒されて痛々しい…。)この子たちが寒い冬を乗り越えて、春になったらどんな風に新たな色を纏っていくのかを楽しみにしてます。

(これからが冬本番だけど)早く暖かくならないかなあ…。


おやすみなさい☆

P.S. この"紅葉"って言葉、日本語では「紅葉が見頃だよ〜」なんて言い方できるけど、英語では"red leaves"とか動詞で"turn yellow"って言い方になっちゃうのよね。何か違う…。紅葉って言葉、好きだなー。


Virginiaの空

こんにちは〜

最近は最高気温も10度を下回るVAだけど、
今日はポカポカ、最高気温も14度まで上がりました :-)
午後コーヒーを買いにキャンパス内をてくてくしたときは、日差しが暖かくて心地よかった〜

キャンパス内でも私が好きなスポットがOfficeからRyland Hallの方に抜けるこちらの小道。









そう、「木のトンネル〜」(トトロにこんな台詞なかったっけ?)なのです!!

木々の間からの木漏れ日がきれいで、毎日通るたびに癒される私のお気に入りの道。
左から、8月、11月そして12月。

緑が生い茂っていた小道は、綺麗な紅葉で覆われた道となり、今では裸に…
春が待ち遠しいです。


そうそう、私の生活は99%キャンパス内で終始するため笑(そして車なし涙)
あまり、バージニア州のいろいろなところを紹介はできないのですが、
ふと、リッチモンドらしさを感じるのが"空"です。

キャンパス内でふと空を見上げるとかなりの確率でひこうき雲を見つけることができるのです!
      


日本にいる時、特に小さい頃は、ひこうき雲を見つけるとなんかラッキーな気分がして、その雲の向かう先を見たり、その雲の跡が消えるまで立ち止まったりしたなぁ。



今でもひこうき雲を見つけると思わず「おっ」としちゃう。


そして、ひこうき雲を見るたびに、あの飛行機はどこまで行くんだろうって、ここではないどこかへ思いを馳せたり…。


きっとこのあたりの空は、国内線、国際線がいろいろと行き交うルートになってるんだろうな。


学生の頃少しだけハワイに住んでいたときがあるのですが、ハワイの空を毎朝見上げてよく出会うのは虹のかかった空。
ハワイはレインボーアイランドと言われてるくらい、虹がよく掛かるのだけれど、私が住んでいたマノアの地域は特にValley (日本語だと渓谷なんだれど、渓谷ってなんだか大げさ笑)が側にあったので、雨が多い地域で、夜のうちにさーっといつも雨が降り、朝にはパーフェクトな虹が。(写真はWaikikiでちょっと地域が違うけれど)

毎朝のように虹を見つけてそれだけで1日がハッピー!元気をもらったものです。
うーん、あれ以来虹なんてそうそう見ないから、やっぱり今考えても贅沢な日々だったなあ。


日本から見たら"アメリカ"ってひとくくりにしがちだけれど、Hawaiiとここ、東海岸のVirginiaはもう、国が違うんじゃないのかってくらい人も文化も町並みも風景も違う。
きっと西海岸はまたぜーんぜん違うんだろうなあ。いつか行ってみたいな。


空模様は、季節や天候を伝えてくれるだけじゃなくって、その土地を象徴するものの一つだと思う、今日この頃。


Winter Breakで友だちに会いにNYやマサチューセッツ州の方に足を伸ばすので、旅先でもどんな空に会えるのか楽しみです。


あなたの町の空模様はどうですか?
See ya! :-)


P.S. リッチモンドはまだそうそう雪模様の日はありません〜
  1月になってからの方がもっと冷え込むみたい。。。!!! Coldest winter in my life ever!

2013年12月17日火曜日

Fall Semester 2013  ふりかえり1

こんにちは〜!
この夏から、University of Richmondで日本語のTAをしていますMinaです。

日本もアメリカも、街中からクリスマスソングが聞こえてくるシーズンになりましたね♪
こちらに訪れて下さった読者のみなさまはお元気ですか?


ひえーー
最初の決意はどこに行ったのか、、、ブログを立ち上げたものの、全く更新せずに4ヶ月も放置してしまいました! Σ( ̄ロ ̄lll) こんなのブログって言えない…ごめんなさい。

リッチモンドに到着して、8月後半からFall Semesterが始まり、月曜日から木曜日の週4回、そして15weeksの授業を無事に終え、先週でFinal Examも終わり、Gradingも週末に終了。

そうなんです〜Fall Semesterがあっという間に終わっちゃいました!!! (更新しない間に 汗)

私の性格上、何ごとも一度やりだすと止まらなくなっちゃうような傾向があり、
(ex. 本を読み出したら寝食忘れて読み続けちゃったり、絵を描きだしたらこだわっちゃったり。)
それで、ブログも書き出したら明日の準備もそっちのけで書いちゃいそうなのは目に見えてて。(そして、ブログの読者は誰だ?誰に向けて何を書いたらいいのかなあ、、なんてモヤモヤと考えながら)
ちゃんと、時間があって心に余裕があるときに書こう!なんて思っていたら、今日に至ってしまいました。

も〜ほんとに、緊張の毎日でしたが、とりあえずセメスターが全部終わって、今、心からほっとしています〜〜

ブログに関しても、他のことと同じように、考えすぎて頭でっかちになるより、先に行動、習うより慣れろという考え方でいこうと思います。
ブログの執筆、そのうち上手くできるようになったらいいなあなんて思いながら、今画面に向かってます〜  〆(・ω・` ) お付き合いいただければ幸いです☆


前置きが長くなっちゃいましたが、今日から、連続でちょっとずつ今セメを振り返りながら、少し書いていきたいなあと思います。


私のTA生活もおかげさまで100日を越え、最初に来たときは何がなんだかわからないような状況だったのですが、それに比べれば、だいぶTAらしくなってきたと思います。

私たちのクラスの生徒も、最初はもちろん、ひらがなも分からない、日本語を一言も分からないような全くの初心者から、たった3ヶ月ちょっとで、

*****今日カフェテリアで偶然会った生徒とのホントのおしゃべり*****
私:「あ、◯◯さん、こんにちは〜!」
生徒:「こんにちは、せんせー!」
私:「あれ、◯◯さんは、いつ中国に帰りますか?」
   (もうFInal終了で、留学生たちはみんな続々帰国時期なので)
生徒:「明日帰ります〜!」
私:「何日くらい帰りますか?」
生徒:「1ヶ月くらいかえります。」
私:「へーいいですね!また来年クラスで会いましょう!」
生徒:「さよなら、せんせー!」
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なんて、話せるようになっちゃうんだから、びっくりです!!!

いやー
(私は日本語教授法の他の方法などが分からないので、これがほんとに早い習得スピードなのか、他の教え方でもこれくらいの期間で、これくらい上達するのかわからないのですが、、)

とにかく、日に日に、生徒たちが日本語で表現できることが増えていって、
特に1年生はゼロからのスタートなので成長が目に見えやすくって、
私としては、毎週が驚きと感動の日々!!!

子どもの成長を見てるお母さんの気分です。

二年生は、かなり複雑な文を作り出せる段階にきているので、1年生のように眼を見張るほど!成長が分かりやすいわけではないですが、複雑な文が自分で瞬時に組み立ててアウトプットできるのはすごいなあとこちらもしみじみと感動。
きっとこれは、この1年生からのコツコツした積み重ねがしっかりとできているからこそ、できることなんだなあと。
例えば、
私:「勉強中に眠くなっちゃったら、コーヒーを飲みますか?」
生徒:「飲む人は飲むと思うけれど、僕は苦いのが好きじゃないですから、コーヒーよりコーラが飲みたいです。」
とか。

これが勉強を始めて1年ちょっとでできるんだもんね〜


私はドリルクラス(会話)を週に1コマ持つのみで、鈴木先生の行うレクチャークラスとドリルクラスには後ろで一緒に講義を受けているような感じで、「日本語」を学習者の視点から、一緒に勉強させてもらっています。

私たち日本語ネイティブは感覚でわかっちゃうところが、実はこんなシステムやルールに沿って成り立っているのね〜!と、講義はとても興味深く面白いです。

そして、日本語教育のことだけじゃなく、私(たち)が中学校から受けてきた英語教育との教え方の差なども自分の中で比較できたりして、色々と考えさせられます。

日本でも、平成30年から英語教育活動が小学校3年生から前倒しになり、5、6年生から"教科"として格上げされること、また平成32年には、中学校からは"英語で英語を教える"ということが最近、文部科学省で決定されたようですが、どうなることやら....!!!

でも、基本的に(なにかトレーニングを受けていない限り)「人は自分が教わった方法でしか人に教えることはできない」と私は思っているので、
現場の先生方が、この大きな方向転換についていけるのか(きっと定着するまで大きな混乱がありそうだし)かなり不安です。
ぜひ先生方のトレーニングも充実していって欲しいですね。


よーし、今から友人宅で、10割そばパーティーなので、ちょっと英語教育に話しがそれたままだけれど、今日はこの辺で。
行ってきまーす!







2013年8月18日日曜日

ごあいさつ from Richmond


みなさん、はじめまして!

こちらのページに辿り着いて頂き、ありがとうございます!!
本blogはJAMP systemを用いた日本語教授法に関するblogです。


私、鈴木先生のもとで、この秋からTA(teaching assistant)として先生の助手をすることになりました、Minaと申します!

鈴木明先生は、独自の日本語教授法を確立しており、"JUMPsystem"と名づけています。
この教授法を用いて、現在、米国バージニア州リッチモンド大学 (University of Rchmond)にて、教鞭を執っています。

私は、神奈川出身の20代まんなか。
学生時代は沖縄の大学で英米文学を学び、子ども好き、英米児童文学好き、英語教育を始めとした、教育全般に興味があります。

今回、ご縁あって、前TA嘉手川さんから引き継ぎ、この秋からの次期TAとなりました。

実は、私、日本語教育の分野は全く未知の初心者です。
日本語教育とは、私の認識では、私たちが外国語として英語を学んだように、日本語を日本人ではない人々に言語として教えて習得してもらおうという教育分野だと思っています。
これからの日々は、どうやったら、システマティックに、効率よく日本語を教えられるのかを日夜考えて、実践することになると思います。
精進していく気合は充分ですが…今は正直、不安200%、楽しみ10%くらいです。

きっとこれから、慣れるまで、自分でJAMP systemが噛み砕いで飲み込めるまで、すごーーく大変で、大変で辛いことも涙を飲むこともあるかと思いますが、(これまでの歴代TAの方々曰く。でもみんな通る道らしい。)精一杯頑張って食らいついていく所存です。いっぱい吸収して、早く上手いアウトプットができるようになりたい!



このような私が、JAMP systemのTAとしての立場から、日本語教育のこと、クラスのこと、教授法のこと、アメリカ東海岸生活のことを、本blogで、つらつらと綴っていくつもりです。(blogも初心者ですが頑張ります!)

できるだけ、JAMP systemの日本語教授法を中心に更新していけたらと思っています。



日本語教育、JAMP systemの教授法に興味がある方、日本語って何?、なにか面白そう、などなど、当てはまる方は、お時間があるときにときどき覗いていただけたらな〜と思っています。

どうぞ、よろしくお願いします!


ひとまず、一昨日リッチモンド入りしてまだ時差ボケもあり、明日からオリエンテーションが始まるので、今日はこのへんで。
また落ち着いたら更新します♪
Aloha---


Mina