リッチモンド大学で5月上旬に春学期が終わったあと、それぞれの言語でサマープログラム(夏期集中講義)が行われています。
スペイン語、ドイツ、イタリア…そして日本語も!
Annual Summer Program:25th May5-June 29, 2015
http://spcs.richmond.edu/summer/study-abroad/japan.html
この日本語のサマープログラムは今年でなんと25回目。
歴史を感じます。
約2ヶ月間のサマープログラムでは学期では1年かけて(2学期)学ぶ内容のものをギュッと2ヶ月弱で学びます。
そのため、ものすごいハイスピード。
学生も先生も大変ですが、とても濃い充実した2ヶ月です。
学生たちは日本滞在中はホームステイをしているので、授業はもちろんのこと授業外でも日本語漬け。
そのため、日常会話でよく使う表現、自然な言い回しなども自然に身につき、
彼らの日本語上達の速度には目を見張るものがあります。
日本語の授業外も様々な文化クラスやイベントがあり週末も盛り沢山。
例えば、
・湖西連峰へ山登り
・静岡文化芸術大学の学生との交流
・書道体験
・本興寺で雅楽の鑑賞
・鈴木先生たちのJazzの定期演奏会鑑賞
・楽器博物館見学
・新居 関所見学
・茶道体験
・京都へ修学旅行
授業だけでなく、
いろんな風景を見て、日本独特の音楽を聞いて、様々な日本人の方の日本語を聞いて、話して、日本料理に舌鼓を打って…これらの五感を通した日本経験ができるのは留学の醍醐味です。
やはり百聞は一見にしかず。
言語を学ぶなら、その言語が生まれた土地、実際に話されている土地に一度は足を踏み入れてみたいものです。
ことばは人によって話されるもの。
その言語の生まれた背景、文化、話す人の気質や世界観などはその言語そのものと相互に密接に関係していますから。
学生たちのこの夏の経験が彼らの人生にどのように彩りを加えたのかなぁ、と想いを馳せたりします。いつか聞いてみたいなぁ。
みんな、いい笑顔!