2014年6月26日木曜日

Summer Program 2014!

 こんにちは〜!
またまたご無沙汰しています。リッチモンド大学日本語の助手、Minaです。

実は、私たち、今日本にいます!笑
こちら静岡は空梅雨で、お天気に恵まれていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

例年通り、今年もGW直後から「サマープログラム」を静岡県、浜松市にて行っています。
サマープログラムとは、いわば、夏期集中講義。
去年からJPN101 JPN102と2学期間日本語を勉強してきた生徒たちが、日本でホームステイをしながら、集中講義を受け、JPN201 JPN202の2学期分を約2ヶ月弱で受講するのです。

例年は、2年生のクラスを受講し終わった学生のためにJPN300〜のクラスもありますが、今年度はたまたま参加した学生は全員2年生のみ。
アットホームな雰囲気の中で授業が行われてきました。

このプログラムは本当に「集中」的な講義で、要は2学期間で30週あるクラスを8週間弱に凝縮するものですから、大学での1週間の授業が1日で終わってしまうペースです。
かなり大変でしたが、学生たちはよくここまでついてきてくれたなぁと感慨深く思います。

もちろん、このプログラムでは、せっかく日本にいるので、授業だけでなく様々なカルチャークラスや日本食体験、大学間交流なども行ってきました!

日本到着早々、湖西連峰に山登りから始まり…
(時差ボケも吹っ飛ぶ山登り、頂上で絶景を見ながらお昼ごはん♪)
 




そば打ちの体験をしたり
(手作りはほんとうに美味しい!最後はしっかりそば湯まで。)
  

 

静岡県内大学の学生と交流したり
(初めての同年代の日本人の人との会話にドキドキ。)




 お気に入りの言葉を決めて、書道に挑戦したり
(いつになく真剣な眼差し…思い思いの文字は、みんな個性豊か!)


人生初の浴衣を着て、茶道を体験したり
(お茶もお菓子も美味しかったけど、足がしびれて大変〜〜!)




東海道の新居関所に見学に行ったり
(東海道の歴史に思いを馳せながら…でも等身大の侍の蝋人形、ちょっと怖かったね!)


初めての手巻き寿司に舌鼓を打ったり(欲張りすぎて巻けない人多数!)


雅楽観賞、その後いろいろ楽器を弾く体験したり(初めて見る楽器ばかり♪)


とにかく、毎週盛りだくさんでした!

毎週または隔週で中間テストや期末テストがありましたが、
(たいていテストの後、ご褒美に)このような楽しいクラスもあったので、学生たちは勉強にもメリハリがついて楽しそうでした!

すでに授業は全て終了し、京都旅行も終え、
残すは明日の作文発表とさよならパーティーを残すのみ…!


いよいよ帰国までカウントダウンです。

2014年4月8日火曜日

Spring has come, finally!

  
あっという間に、4月ですね!

日本では、入学式、入社式、新学期、人事異動など、新しい環境に飛び込む時期ですね。
やっと1週間終わったくらいですが、みなさん、それぞれの新しい環境はいかがですか?

不安と期待の入り混じったドキドキした気持ちを抱えていると、朝は少しまだヒンヤリしている春の風が後押ししてくれて、しゃんと背筋が伸びる。
眠かった目が冴えて、「よし、頑張ろう!」って思える。
4月の始めなら満開の桜が目にも鮮やか。

この感じがとっても好き。



・・・・・・・

冬眠していたようにブログも全く更新していませんでしたが、(ごめんなさい)おかげさまで元気にしています!


例年に比べても寒い寒い冬を乗り越え、


(ええ、一時は湖も凍っちゃうし、1周間前に降ったはずの雪は全然溶けないし、耳は痛いし、晴れて太陽出ててもマイナスで息は白くて凍りつくようだし…どうなるかと思った!3月の最終週にまで雪がぱらついていたし! リッチモンド在住の人でもここ10年位で一番寒いって言ってた〜)





やっと、やっと! 先週からリッチモンドも春らしくなってきました!先週の初めまで存在すらも気づかなかったキャンパスの桜が一気に咲き始め、先週末に満開、なんと今日の雨でもう散ってきています。残念…。
でもまさか、ここでソメイヨシノが見れると思っていなかったので、嬉しいです。

ソメイヨシノに、八重桜、枝垂れ桜とキャンパス内のいたるところに点在し、足元にはスイセン、ヒヤシンスにパンジーと、芝生も一気にグリーンに!いつの間に!

朝は春を喜ぶようないろんな鳥達のさえずりが聞こえてきます。


やっと来た春の訪れに幸せを感じる今日このごろ。


春学期はやっぱり感覚的に秋学期に比べてもあっという間で、こちら残すところクラスはあと3週間位です。
2年生、3・4年生のクラスは若干のメンバーの変化はあるものの、主要メンバーは変わらず。
1年生は先学期のうちの1/3はドロップし、より
アットホームな数になりました。
今学期は、direct style、てform、potential form、become、if、even if…と新しい文法が盛りだくさんで、かなり難しく
なってきました! 
複雑な文が言えるようになってきたので、ドリルを考える側も(難しいですが)楽しいです。

でも、「ては」「ても」が出てきても、その前の基本の「は」「も」がしっかりと理解できていればそのちょっと発展なのでそこまで難解ではないんです。

if…も、perfectiveの形がちゃんと頭と体に染み込んでいたら、そこに「ら」を加えるだけだし。 
  その証拠に、「冬になったら…?」なんて聞いてもすぐに答えられる。うーん、染み込んでる。すごい。


やっぱり、どんな分野においても、発展だって上達だって、地道なひとつひとつの積み重ねなんだなと実感します。それと言語においては、いい教授法。

いい教授法で学ばないと、ヘタすると言語はただの丸暗記になっちゃうし、それじゃあまるで拷問というか、忍耐というか…つらい。
JUMP SYSTEMはすごーくシンプルというか全部がつながってて、ちゃんと土台を作ってそこに乗せていくだけ。こじつけがない。
パズルのピースみたい。

若干土台しっかりしてなくてジェンガみたいになってる生徒がいるから、フォローするのもTAの役目。自分の苦手と向き合って、頑張って、どうか遅れていかずについていって欲しいところ。

私もなんとTAとしての1年がもうすぐ終わろうとしています。(信じられない!)(まだサマープログラムがあるけれど、きっと怒涛。)

身を引き締めて、明日からの残りの日々も、日進月歩、一歩づつ進んでいきたいところです。
 *今年の目標のひとつは、もっとブログを頻繁に更新すること!